いつもと同じように、でも忘れないで
天気にも恵まれ、桜にあふれる心和む日を迎えています。
新しい制服を着て、ランドセルやカバンをもつ初々しい姿は
見ているこちら側にも喜びと幸せ、励みを運んできれくれます。
さぁ、大人の私たちもこどもたちに負けてはいられない、と。
日々の生活の有り難さに慣れきってしまっていてはいけない、
と東北の大震災で誰もが痛感していることと思います。
そして、全国的にお祝い事をどうしても避けてしまう気持ちになる今、
私も手放しに喜べないこともありますが、
いつもと同じように、今 目の前にあることに心を注ぎ、
特にこども達の祝い事には心からおめでとう、と
伝えてあげたいと思います。
でも、忘れてはいけないのは、
今でも新学期を迎えられないこども達がいること、
不安の中で新しい環境を迎えてしまっている人がいること、
まだまだ復興に向かう活力を蓄えている段階である方々を
心にとどめておき、
自分にできることは何だろう、と
いつも心の中で考えていかなければならないこと
と私は思っています。
先日、ブログでも記しました、大阪の石嶺尚江先生が発起人の
東北関東大震災 ピアノ教室復活支援会 「希望」
において、
ピアノの先生として復帰される日のために、楽譜をご用意して差し上げたいと、
という趣旨に協力したく、
よい状態の楽譜ないか、本棚から探していました。
そして、いずれ我が子か生徒さんが使うであろう・・と残しておいた
新品の楽譜が何冊か袋に入れてクローゼットに眠っていたので、
今週、やっと石嶺先生に届けさせていただきました。
まだまだ、ピアノどころでなく、楽譜より食べ物、そして住まいを・・・
と望まれている先生方がたくさんいらっしゃると思います。
それでも、音楽を通しての支援ができるのならば、
石嶺先生が発起人のこの支援会で協力させていただこうと思い、
楽譜を送らせていただきました。
どうか、これから集まった楽譜等が、
ピアノに向き合える状態になった時の多くの先生方の手に
届きますように。
いつもと同じように過ごすこと
いつもと同じように楽しい時は笑って過ごすこと
でも、
その当たり前の日々がとてもとても幸せであって、
感謝して生きていかなければならないこと
手を差し伸べてあげられることがないかを考えてほしいこと
そんなことを、レッスンにくるこども達や我が子、
ボランティアなどで出会うこども達に伝えてたい
桜を見ながら感じたフェリーチェでした。
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