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シューベルトの時代

フェリーチェ

寒い日が続きます。
早起きはつらい・・

さて、今日31日は作曲家・シューベルトのお誕生日。
先日27日はモーツァルトのお誕生日でしたが、
またまた寒い季節に生まれた作曲家。

生きていれば (そんな長生きできるはずがない(*_*)) 215歳。

とりわけドイツ歌曲においての功績が大きく 「歌曲の王」 と
よく呼ばれています。
もちろん、ピアノ曲もあります。
  大学入学後、シューベルトばかりしばらく弾かされていたなぁ・・・(^^ゞ

今日は、どんな曲を作曲したか・・は、少し横において
シューベルトが生きた時代に、ちょっと目を向けてみたいと思います。

肖像画、音楽の教科書でも見かけたこともあるはず
フランツ・ペーター・シューベルト
腐ったお魚を食したことがきっかけでなくなった・・・
青島広志先生のセミナーでこぼれ話で聴きましたが、諸説あるようです。

モーツァルトがなくなってから6年たった1797年、
当時は神聖ローマ帝国の時代のウィーンに生まれました。
そして1828年、31歳の若さで同じくウィーンでなくなるのですが、
その時にはオーストリア帝国
時代がめまぐるしく変わっていく頃。

シューベルトが生まれる8年前、
ルイ14世のもとで絶対主義の全盛期を迎えていたフランスで、
増税を図る政府と国民の間に対立が激化し、
ついにフランス革命(1789年)がおこりました。

市民、労働者、農民が協力し国王を処刑して共和制を生むなど、
市民革命の中で最も徹底したものになりましたが、
社会混乱を収めてくれることを期待されて登場した軍人ナポレオン
独裁者となって皇帝になります(1804年)。

結局はロシア遠征に失敗し(1812年)、わずか十数年で歴史の舞台から姿を消し、
ヨーロッパ各国は、すべてを革命前に戻す・・
正当王朝と旧制度の復活をめざす・・
という反動的な「正当主義」という名のもとで、
ウィーン体制と呼ばれる新しい国際秩序ができ再出発します。
      やっぱり 王様たちにはその方がご都合がよいのでしょうかねぇ・・

でも市民革命の火は、また後に燃え上がることになりますが・・・

美術の世界では、「軽薄さと美しさと優しさが魅力」のロココ時代から、
「古典古代に規範を求め」「色彩よりも線による表現」を大事にした新古典主義時代
移り変わる頃でした。
優雅な宴を描いたものから、少し冷たい色彩で明確な構図によって美しさを表す絵へ。

クラシック音楽でも、大きく4つの時代にわけたうちの「古典期」といわれる時代。
でも、シューベルトが亡くなる頃には「ロマン期」が訪れます。
1810年にはショパンが生まれていますからね。

音楽史と美術史は時代名からして、とっても近い関係にあります。

所変わって日本では、江戸幕府・第11代将軍徳川家斉の時代。
老中・松平定信が「寛政の改革」(1789年)を行うあたり。

歴史の授業を思い出してきましたでしょうか

暗記、大変でしたもんねぇ・・(*_*)


シューベルトの曲を演奏する時、
ちょっとそんな時代を思い出してみるのも一つの指針になるかも、ですね。


時代は繰り返す。そして前に進む。

・・・なんて考える日になってもらえれば


あ、ちなみに我が子はモーツァルトとシューベルトの間の誕生日でした


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Posted byフェリーチェ

Comments 4

There are no comments yet.
ppart  
こんにちは。

私、学生時代あまりものごと深く考えられるタイプではなかったので(今もそうかな)、歴史の授業が苦手でつまらなくて、起きているのに必死でした。
こんなこと覚えて何の得があるのかと、浅はかなやつでした(笑)
キリスト教においても、クラシックにおいても歴史を紐解くことがいかに大事かというか、楽しいですよね!

私、謝らなければいけないことがあります。
昨日気が付きました。
ブログ拍手にコメントが入っていることを・・・
システムがまだよくわかっていないのですが、偶然開いたのです。
フェリーチェさんにたくさんのコメントをいただいていました。
ホームページの方にもお出かけくださって、信仰の証しも読んでくださっていたのですね。
本当にありがとうございます。
沢山すぎて、一つ一つにお返事できないことお許しください。
全部読ませていただきました。

2012/02/02 (Thu) 16:06 | EDIT | REPLY |   
フェリーチェ  
No title

v-22ppart先生

おはようございます!
コメントを入れて下さってありがとうございます。
ppart先生は歴史の授業があまりお好きではなかったタイプなのですね(*^_^*)。
私は父や弟の影響も多大にあると思うのですが、
歴史は好きでした。
あ、世界史になって、フィリップ●●世・・・・と
似たような王様の名前を覚えるのは苦手でしたけど(^^ゞ。

日本なら特になのですが、大阪に住んでいたせいか
奈良・京都・・・歴史に出てくる場所が近くにあるため、
「あ~~このあたりもあの武将が歩いたんとちがうかな~」
など、昔に住んでいたであろう人物、名もない人たちのことを
想像するのが好きだったんです。

そうは言っても、クラシック音楽と歴史を結びつけて考えることは
していませんでした。
キリスト教と絵画の関係、音楽の関係も、少し知っている程度。

その空っぽの引き出しをつめたい、知りたい、
点と点をつないでいきたい、と大人になってから
  (・・・何歳から大人?! 私も大人になりきれていませんが(^_^;))
できるだけ興味のあるものから調べるようになりました。

まだまだ勉強したいことは山ほどありますが。

それから手コメントの件ですが、
そんなに気にしていただいたら私も恐縮です。
拍手!! と心が動いた時には、そのボタンをクリック♪
そうするとコメント欄が出てきましたので、
そのままメッセージを書きしるしただけですので(*^_^*)。

ppart先生の歴史に、とっても共感しています!

では、今日も一日よき日でありますように!!

2012/02/03 (Fri) 10:37 | EDIT | REPLY |   
ことなりままっち  
No title

私は歴史がどちらかというと好きだった、ということもあって、よくピアノのレッスンの待ち時間に作曲家の伝記…の後ろのほうの年表を眺めていました。
シューベルトってちょうど古典からロマン派への橋渡し・・・みたいな感じだなと思います。

ところで私は、レッスンでも歴史的な話をちょっとしたりしています。
次女はドヴォルザークの誕生日と同じ日でした(笑)

2012/02/14 (Tue) 15:25 | EDIT | REPLY |   
フェリーチェ  
No title

v-22ことなりままっち先生

先生、コメントありがとうございます!(^^)!
ワ~、伝記の後ろの年表を眺める。。。同じです☆
私も父&弟の影響か、歴史がけっこう好きな方です。
音楽史・・と限定してではないのですが、いろんな人が生き、活動し、
そして死を迎えるまでのエピソードは、何かしら私たちにいろんな事を
教えてくれるような気がするので。

お嬢さん、9月生まれなのですね♪
我が家の長女はバルトークと同じ誕生日です(*^^)v

2012/02/15 (Wed) 22:40 | EDIT | REPLY |   

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