二本柳奈津子先生流☆バスティン・ピアノパーティー指導法セミナーPart2.
三連休も明けた火曜の朝。
少し日常の段取りを忘れかけてしまったか
、
皿洗いを半分残したまま
、大阪・千里中央へGO
。
(単なる言い訳です・・・汗)
9月に続いて、4回にわたっておこなわれるセミナー
「二本柳奈津子流
バスティン・ピアノパーティー指導法」
の第2回目に参加してきました。
本日は、前回の続きパーティーAと、パーティーBの初めまで。
このセミナーでは、
ピアノの指導として、生徒がどういう演奏をしてほしいか、
ただ音を並べるだけでなく、表情のある演奏にするには・・・
という点での、
具体的な指導ポイント、奈津子先生流のポイントを聴くことができます。
二本柳先生が考える、ひとつのものさしは「ブルグミュラー」。
ここへ入るまでに、パーティーA~D、ベイシックス1~4の計8冊で、
音楽的に表現できるタッチ、テクニック、反応できる体質
をつくれるかがポイント。
なかなかハードルは高いところですが
、
心にとめながらレッスンしなくては、です。
先生のレッスンDVDを一曲ずつ拝見しながら、
「ここで身につけてほしい!ということについては甘やかさない」
「見極めのポイントを甘やかしてしまうと、中途半端になる」
「その子の人生を生かすも殺すもレッスン次第。」
「テキストがどういうふうに進んでいくのか、意味を考えながらレッスンを」
というメッセージをもらいました。
具体的なことで、特に気をつけて心がけようと思った点は、
●バスティン教材の特徴であるプレリーディング譜(五線のない音符だけの楽譜)
であるパーティーA、Bの間に、
音が「あがっている」「さがっている」ことをしっかり意識させるために
「あがってあがって・・・」「さがって、あがって・・・」「あがってとんで・・」
など必ず声に出させること。
たしかに、後々の読譜を考えると「あがる」「さがる」は確実に
目で見たことを口で言えるようにしておく方がよいです。
「音の高さの『背くらべ』をさせましょう」と。
●鍵盤上での音も、1つの音そのものの場所がわかるように教えること。
決して「ドの“となり”」「ソから数えて・・・」と比較してではなく。
●フレーズの終わり・・・きちんと音がおさまっているか、とじているか。
●1つのフレーズを、ひとつの動きで弾けるように。
(重心移動を教える)
●音程の2度を「すきっぷ」、3度を「すてっぷ」と教材では呼ぶが、
こども達にも講師にもややこしいので、「おとなり」「とんで」に変えてOK
「わかっている・・と思うと危ないので、何度も確認。
何回も繰り返してフィードバックしながらおしえることが大事」
「テキストを終了した時に理想とする状態を逆算して毎回のレッスンを
行うことが効果的」
これは、何もピアノ指導に限ったことでもないように聞こえるのは
私だけでしょうか。
繰り返し伝える・・・
最終に欲しい姿、未来にこうありたい、という状況から逆算する、行動する・・
子育て、また社会で後輩、若手を育てる・・・
そういう中でも通ずるような気がしてなりませんでした。
こども相手も、大人相手も、ひとたび「育てる」という状況になったとき、
本当に根気が必要ですよね。骨が折れるというか・・・
「育てる」ということは、気づかぬうちに自分も「育てられている」
ということも本当かもしれません。
主に・・・忍耐力がつくような・・(苦笑)

これからもピアノ講師として、
「親御さんの次に長く人生に関わる存在」で、
「長きにわたって影響を与える存在」になり得ることを、
しっかりと意識しておかなくては
と思いめぐらし、
また、
ピアノの具体的な指導法セミナーであったのですが、
「育てる」というところから、
色々と自分を振り返った時間でした。
次回はパーティーB&C
学びが楽しみ、というのは学生時になかった喜びかも(笑)です
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少し日常の段取りを忘れかけてしまったか

皿洗いを半分残したまま


(単なる言い訳です・・・汗)
9月に続いて、4回にわたっておこなわれるセミナー
「二本柳奈津子流
バスティン・ピアノパーティー指導法」
の第2回目に参加してきました。
本日は、前回の続きパーティーAと、パーティーBの初めまで。
このセミナーでは、
ピアノの指導として、生徒がどういう演奏をしてほしいか、
ただ音を並べるだけでなく、表情のある演奏にするには・・・
という点での、
具体的な指導ポイント、奈津子先生流のポイントを聴くことができます。
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二本柳先生が考える、ひとつのものさしは「ブルグミュラー」。
ここへ入るまでに、パーティーA~D、ベイシックス1~4の計8冊で、
音楽的に表現できるタッチ、テクニック、反応できる体質
をつくれるかがポイント。


心にとめながらレッスンしなくては、です。
先生のレッスンDVDを一曲ずつ拝見しながら、
「ここで身につけてほしい!ということについては甘やかさない」
「見極めのポイントを甘やかしてしまうと、中途半端になる」
「その子の人生を生かすも殺すもレッスン次第。」
「テキストがどういうふうに進んでいくのか、意味を考えながらレッスンを」
というメッセージをもらいました。
具体的なことで、特に気をつけて心がけようと思った点は、
●バスティン教材の特徴であるプレリーディング譜(五線のない音符だけの楽譜)
であるパーティーA、Bの間に、
音が「あがっている」「さがっている」ことをしっかり意識させるために
「あがってあがって・・・」「さがって、あがって・・・」「あがってとんで・・」
など必ず声に出させること。
たしかに、後々の読譜を考えると「あがる」「さがる」は確実に
目で見たことを口で言えるようにしておく方がよいです。
「音の高さの『背くらべ』をさせましょう」と。
●鍵盤上での音も、1つの音そのものの場所がわかるように教えること。
決して「ドの“となり”」「ソから数えて・・・」と比較してではなく。
●フレーズの終わり・・・きちんと音がおさまっているか、とじているか。
●1つのフレーズを、ひとつの動きで弾けるように。
(重心移動を教える)
●音程の2度を「すきっぷ」、3度を「すてっぷ」と教材では呼ぶが、
こども達にも講師にもややこしいので、「おとなり」「とんで」に変えてOK
![]() | バスティン ピアノパーティーB WP271J (2007/01/01) 不明 商品詳細を見る |
「わかっている・・と思うと危ないので、何度も確認。
何回も繰り返してフィードバックしながらおしえることが大事」
「テキストを終了した時に理想とする状態を逆算して毎回のレッスンを
行うことが効果的」
これは、何もピアノ指導に限ったことでもないように聞こえるのは
私だけでしょうか。
繰り返し伝える・・・
最終に欲しい姿、未来にこうありたい、という状況から逆算する、行動する・・
子育て、また社会で後輩、若手を育てる・・・
そういう中でも通ずるような気がしてなりませんでした。
こども相手も、大人相手も、ひとたび「育てる」という状況になったとき、
本当に根気が必要ですよね。骨が折れるというか・・・
「育てる」ということは、気づかぬうちに自分も「育てられている」
ということも本当かもしれません。
主に・・・忍耐力がつくような・・(苦笑)

これからもピアノ講師として、
「親御さんの次に長く人生に関わる存在」で、
「長きにわたって影響を与える存在」になり得ることを、
しっかりと意識しておかなくては

また、
ピアノの具体的な指導法セミナーであったのですが、
「育てる」というところから、
色々と自分を振り返った時間でした。
次回はパーティーB&C
学びが楽しみ、というのは学生時になかった喜びかも(笑)です

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