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ゴールデンウィーク 充電編 その2【リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝】

フェリーチェ

奈良・大和高田市のピアノ教室、felice (フェリーチェ)です。

春の充電その2。
日本の曼荼羅、仏像についで、今度は海外・ヨーロッパへ目をむけて京都へ

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名門貴族リヒテンシュタイン侯爵家が収集した、
英国王室に次ぐ世界最大級の個人美術コレクション。
ルーベンス、ラファエッロ、レンブラント・・・名だたる画家たちの名画が
京都市美術館に(3月19日~6月9日まで)。

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第2次世界大戦を境に、2004年まで66年間、公開が休止されていたものが
昨秋、待望の来日。

リヒテンシュタインって?

オーストリアとスイスに挟まれるように位置する小さな侯国。
面積160㎢、人口約3万6千人。経済力もアルプスの自然も誇る国。


そんな小さ~な予備知識とともに出かけました。

13世紀末から、リヒテンシュタイン家はハプスブルク家の寵臣として活躍。
1608年、神聖ローマ帝国ルドルフ2世より、カール1世が世襲制の「候」の位を
授かって初代リヒテンシュタイン侯に。

そして歴代の侯爵が築いてきたというコレクションの数々。
もうため息がでるほど、きらめく家具、工芸品・・・
絵画は質感と、時に大きさにも圧倒されました。

侯爵家に今なお残るユニークな家訓。
「永遠に残る美術・建築に資産を使うこと」


はぁ~~~素晴らしいですね~~
真似のできないことすぎて想像もできませんが

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大きな宣伝を引き受けている?!「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」↑
をはじめ、鮮やかな絵筆のタッチが、本当に素晴らしくて、そして
自分の目で見ることによって動く心のふり幅にドキドキしてしまいました

もちろん、幸せ感だけではない絵画も。
ヤン・ブリューゲル2世の「死の勝利」
燃え上がる家々、難破船、不気味な雲に、地に散乱する死屍、どくろ、骸骨・・・
骸骨が人間を虐殺する絵でもあり・・・
しばし立ち尽くしてしまいました。
何を伝えようとしているんだろう・・・目が離せず動けず。

ナビゲーターが大地真央ということで、音声ガイドも借りての鑑賞。
本展テーマ曲「遥かなる時をこえて」は牛田智大くんの演奏。

こうした音の力も大きいのかもしれないのですが、
順路に沿っての最後の1枚が「キリスト哀悼」↓に
絵画が描かれる意味、残していく意味が、素人の私にもぐいぐいと迫ってくる、
考えろ、と聞こえてくる・・・・
そう感じ、また立ち尽くす絵でした。

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歴史上、自分が見ることは絶対にありえない時を超えた物語が、
こうした絵画によって、今まさにそこに自分もいるように迫ってくる。

悲しみにくれる想い、子を、人を愛おしくおもう心。
それは何千年たっても同じなんだ・・・

何気なく過ごしていては感じられないものを、胸にじんじんと感じられた時間。
画家たちに、そしてその絵画を守り続ける人たちに感謝です。

音楽もいいものを聴かなければ、まず心は動かない。

考えさせてもらった空間でした。

京都に寄られましたらぜひ
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!


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Posted byフェリーチェ

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