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ブルクミュラー25の練習曲【全曲】講座 その2

フェリーチェ

奈良・大和高田市のピアノ教室、felice (フェリーチェ)です。

今日(火曜日)は、2回シリーズの第1回目から待ちに待った
石嶺尚江先生によるブルクミュラー25の練習曲【全曲】講座 第2回目。

朝、こども達を送り出したら大阪・千里へ!

石嶺先生のセミナーは、ホームセミナーでもiPadが大いに活用されて
イメージ画像をたくさん見せていただけます。

本日は揺らめき、癒される気持ち、
瞑想的な感じを表すキャンドルが映し出された
「13番 なぐさめ」から始まりました

甘くささやき、優しく誘い出すような8分音符の動き。
イメージ画像が添えられていると想像もふくらみ、
音にも表現しやすくなります。

ただ想像を膨らませるだけでなく、そのイメージを実際の音に表すには
どういったテクニックが必要で、できないならば、どのようにして
その技を身につけるか「石嶺テクニック・クリニック」講座も差し挟まれ、
別々に学んだ先生の講座が頭の中でしっくりと融合される時間

imagesキャンドル

豆知識のように知ることもたくさんありました。

「14番 シュタイヤーのおどり」
これはウィーン原典版でのタイトル。
私が習ったとき、また、多くの楽譜が「スティリアの女」となっていること。
それは「La Styrienne」についた「Le 」が女性名詞につく定冠詞より
「スティリアの」となってしまった。

それは、25番にも表れており「乗馬(ウィーン原典版)」と
「貴婦人の乗馬」と違ってきている。

そんなタイトルについてや、「15番 バラード」については、
バラードは『伝説』の意味があることから、
聖人ゲオルギオスと竜の戦いの話を取り上げ、そこから
曲想に生かせることも、私にとっては新鮮でした。

ゲオルギウス

「22番 舟歌」のテーマが始まった所の左手、
8分音符⇒8分休符⇒8分音符の流れが、
やはり、イタリアのゴンドラの画像、動画をみることによって
想像豊かに、また前に前に進める演奏につなげやすいこと、
実感しました。

imagesゴンドラ②

一番驚いてしまったことは、「21番 天使の音楽」の
最後から3小節目の左手和音が、「&♭シ」であること
私が使っていた楽譜では「♭ミ&シ」・・・
知っていると知らないでは恐ろしいことですね。

25曲で様々なピアノの「技」を身につける中で、
ただ「技」だけに偏ってはいけないし、
ただ「イメージ」「想像」が膨らむだけではいけない。

そんなバランスのとれたレッスンが提供できるよう、
もう一度、私も楽しんで弾きたいブルクミュラーです。

imagesゴンドラ③

昔訪れたヴェネチア。そこで乗ったゴンドラが急に懐かしく、
あぁ~~また旅に出たい~~~
・・と、指導者セミナーを一瞬忘れて、イタリア旅行を妄想してしまった・・・
そんな楽しい時間でもありました

妄想癖・・・いえ、想像力たくましいほど演奏にもよいのです
きっと

もともと大好きだったブルクミュラー25の練習曲。
これで、指導する上でも楽しくなること間違いなし、です

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Posted byフェリーチェ

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